今朝の新聞折込に○○酵素と書かれたチラシが入っていました。
健康本や雑誌にも生野菜や果物の酵素がいいから推進する言葉がありますね。
そして昨年は野菜や果物を砂糖漬けにし、
シャンパンの発酵と同じように酵素を作るというのがテレビ番組え取り上げられ、
健康志向の方を中心にブームとなりました。
まず砂糖漬けという時点でぞぞっとしたのですが、
酵素酵素とそんなに手広く求めなくても、
お金をかけなくても身近に酵素はあります。
それはなんでしょうか?
思いつきますでしょうか?
当院の患者さんはおわかりですね?ふふふ笑
そう、ほとんどの家庭に常備してある「味噌」です。
えー?味噌が酵素???・・あら、ほんとだわという声が聞こえてきますけども笑、
そうそう、毎日味噌汁をしっかり飲んでいれば、わざわざお金を出さなくてもいいのです。
発酵発酵するもの~~と、
間違ってもヨーグルトなんて言わないでくださいね。
当院の患者さんはしっかり勉強されたと思いますので安心していますが
そう、健康な人が食べ過ぎないようにする分には構いませんが、
腸の弱い人にはおすすめしません。
色んな健康ブームが過ぎ去った後に、残っているものはなんでしょうか。
本当に健康を手に入れることができるのでしょうか。
「はり」と「もぐさ」を使う鍼灸はずっとずっと愛され続けてきました。
本物は「何も変わらない」ということだと私は思っています。
自然治癒力のない病気がちな人がサプリメントに頼るのは本末転倒、
人間の体はそうそう便利にできてはいないんですよね。
病気を治すためには、自分の体が治そうとする力、
「自然治癒力」を高めて打ち勝つことが大切で、それ以上はないですよね。
鍼灸は、はりとお灸を使いその人に合った、その日の体の状態に合った治療をします。
もともと自然治癒力が十分に備わっている人はすぐ治ってしまいますが、
何年も不摂生を重ねてきた方や、本来の自然治癒力が低い方は治療が長引きます。
少しずつしかバランスの修正がきかない、または治療効果が持続しないためです。
鍼灸の働きは、その人の自然治癒力を高めていくお手伝いをしています。
鍼灸はあっても鍼灸が人を治すのではなく、その人のもつ自然治癒力がその人を治すんですね。
ですから、患者さんから「~が楽になりました」と普段聞く際は「よかったですね~」と大変人事です笑。
内心はよかった~~~と喜んでいますけども、治したのは患者さんです。
より結果の近道になるよう後押しするのが鍼灸であり、
その近道を最短で出来るように努力しているのが鍼灸師です。
また、お正月休み中は治療につながるような本を読み、自分の体を使って実験しました。
肩こり、腰痛、頭痛など大体の方が抱えるものは、この半年の臨床で自信のつく結果が出ました。
肩こりを治せて一人前と言われるほど実はプレッシャーの大きいものです笑。
重度の内臓疾患からくるものはしつこい凝りがありますが、後は怖くありません。
そんなわけで・・
今年は難しいものや内臓疾患のアプローチにもすぐ効果を感じてもらえるよう目指していきます。
そして、私だけが頑張るより、患者さんと協力して結果を出すことを今年も続けていきます。
治療をしても、暴飲暴食など養生が出来ないと意味がありませんので。。
(こういうパターンは鍼灸師泣かせであります笑。)
鍼灸は、鍼灸師と患者さんが同じ方向を目指す共同作業ですね。
患者さんが無理なく実践できるよう指導できればと思います。
患者さんにはいつもいろいろ聞いてくれて感謝しております笑。
間違ったことをしてほしくないから、どうしても熱が入ってしまいます。
最後までお読みいただきありがとうございます^^
枚方・はりを刺さない鍼灸師の大野
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