合格組も受けてもらいたいと言われたのですが、
もう国家試験まで頭をフル回転したくないので受けませんでした。
体力も落ちますしストレスもかかりますしね^^;
というわけでカリキュラム通りに実技の授業を受けました。
クラスメイトに撮影をお願いし笑、
白衣姿のプロフィール写真と、てい鍼を撮ってもらいました。
本当は治療をしている姿も撮ってもらいたかったのですが、準備不足で次の機会にお願いしました。
私がしている鍼灸治療は「てい鍼」という刺さない鍼になり、
画像のような鍼を肌の近くにかざしたり当てたりして体の不調を整えます。
さて、昨日は教員の先生からオファーを頂きまして笑、治療をさせてもらいました。
見学するつもりがクラスメイトが見学になり私が治療をすることに^^;
治療を受けてもらうというのは、現時点での自分の実力が先生に伝わってしまうので、
出来れば避けたかったのですが笑、
それでも怖いもの知らずという度胸を利用し、相手が誰であろうといつもどおりの治療をしました。
脈をみて、お腹をみて、体質の鍼を選択するためにお腹に鍼を当て、
見学しているクラスメイトにもわかるよう解説しながら変化の様子をみてもらいました。
はじめの鍼でお腹の表面が緩み、脈も表情を変えました。
そして次に足に鍼を当てて体の根本治療をし、
うつ伏せになってもらって全身の気の流れを整え、20分ほど寝てもらい終了しました。
脈も気持ちの良い脈になり、お腹も大分緩み、温かくなりました。
先生がいうには、一番奥にある病巣が触れるところまで緩んだということでした。
気に敏感な先生なのですが、きちんと流れたみたいでこれは今後の自信に繋がりました。
今回の治療で与えられた課題は動かしにくいものも動かせるようになることです。
はじめはどうなるかと思いましたが苦笑、嬉しい収穫となりました。
授業の後はクラスメイトと効く治療について話をしました。
そのなかで、効かない理由のひとつに治療の迷いがあるということが出ました。
私は治療前や治療後はどうしたらベストだったのかと迷うこともあるのですが、
治療が始まると迷うことなく思うがまま自分の感覚に身を任せます。
治療中に迷ってしまうということは、
自分の動きが止まってしまうので、気の流れも止まり、
それでは治療に影響してしまうのではないかと考えました。
また、効かせなければという気持ちを入れてしまうと上手くいかず迷ってしまうのかもしれません。
クラスメイトを悩ませるのはこの点だと話をしていて一致しました。
気楽に、といえば相手に失礼になってしまうかもしれませんが、
自分の気持ちを穏やかに保つこともいい治療につながると思いますし、
迷わない為に確実な知識と技術を身につけるということも必要不可欠だなと感じます。
あとは必要な自信と決断力があれば、怖いもの知らずでどんどん恥をかいて経験を積むことが出来ます。
卒業が近くになるにつれて、技術面での完成度にプレッシャーを感じる日々です苦笑。