２ヶ月先まで予約の取れない鍼灸院になれたのは、この人のお陰。

温かくてめっちゃ気持ちがいい～極楽なお灸（おきゅう）も、昔ながらの「やいと」という悪さをしたら熱い熱いお灸というイメージを持つ方も少なくありませんが、皆さん夢の中です。

ここ数年は美容鍼灸や特に今年はお灸女子ブームで認知度が上がっていますが、鍼灸は病気にならないと受けないもの、最終手段という考えが一般的ではないかと思います。（大野はそうでした、勧められても怖くてかたくなに拒みました笑）

自分が鍼灸にお世話になったことがきっかけで鍼灸師という職業についたのですが、学校へ入学した際に先生が言い放った言葉は今でも忘れられません。

鍼灸師って今の時代ですと「学費と少しの頭脳」があれば誰でもなれる資格だったりします。

けど、鍼灸の学校を卒業して、鍼灸に関わる仕事に就ける人は全体の１０パーセント。

そして、その１０パーセントの中で、開業して食べていくことが出来るのは１パーセント。

大野はそういう状況を覚悟の上で入学しましたから、先生の話を聞いたときはかなり燃えました笑。

鍼灸学校の夜間部に通えば仕事と両立して取れる資格なのですが、３年中、残りの１年半は無職（かなりやばい苦笑）で親の世話になりながら必死で勉強して、トップクラスで卒業しました。

妥協をすれば両立出来たのですが、人の人生を預かる鍼灸というものに対して妥協できなくて、かなり不器用な学生時代でした。

不器用だから、器用なクラスメイトに「もっと力を抜いたらええねんで」って、余裕をつくるということを教えてもらい、それからは笑顔が増えて、楽しみながら勉強をすることが出来ました。

卒業後、進路をどうするか？と考えたときに鍼灸をする場所、働く場所が無いに等しかったため、それなら自分でつくるしかないと全てゼロからのスタートから、心合いの風鍼灸院が生まれました。

資金力のない女性ということで足元を見られ、賃貸では物件も見せてもらえず泣いて帰ったこともありましたが笑、枚方市のまちづくりの物件候補者に応募し、そこでも泣きながら（苦笑）プレゼンテーションをして候補者の中から選んでいただいて今の物件で鍼灸院を営んでいます。

プレゼンの時は見た目が２３才くらいに見えたそうで、審査員の方に「どうせ親の金でするんだろう！」という声を受けるシーンもありましたが、親からの援助は１ヶ月分の家賃のみで、後は全て貯金を崩しました。

本当は自宅開業できたらまだ楽だったと思うし、今でもやっぱりそう思う。

けれど、今の物件に足を踏み入れた瞬間に感じた光のシャワーは、今でも目に浮かぶのですがキラキラしていて、古いから確かに傷んでいる箇所が沢山あるけど、なんかほっとする、なんか癒される、そんな不思議なオーラに包まれた場所です。

訪れた人のほとんどが「好きです・・^^*」というこのなんともいえない空気、空間。

しかし、男性だからか？私のブログの写真の撮り方が全然なっていなかったからか？笑、

この人の口から出た思いがけない言葉に、あの時素直に返事をしつつも、本当は今に見てろ～とメラメラ燃えていました笑。

だって、「ここ、普通の家でしょ？綺麗じゃないんだから、この時点で他の店より不利だよね」とか言うんだもん。

「今流行の古民家で意外と好評なんですけど・・」っていう言葉をぐっとこらえて、アドバイスを受けました。

とにかく、現状を変えたくて、成功したくて必死でした。

言われたことは何でもする、それくらい血走っていました笑。

アドバイスは個別コンサルを受けて電話で受けたのですが、限られた時間のなか、どうしてご友人の経営成功話や楽しそうな話をずっとするんだろう？というのが受けた印象でした。

もっとここをこうして、あそこをああして・・というスパルタな指示が入ると思っていたので拍子抜けでした。（残り１０分でどどっと指示が入りましたけどね、この時ボディブローを何度も受けたかんじ爆）

コンサルを受ける前から、なんとなくどうすればいいのかわかっていたんですけど、誰かに重い腰を怒ってほしかった、そして自分のエンジンをかけたかった、しかし何かが足りなかった笑。

杉浦先生にお願いしようと決めたのは代表挨拶を読んだり、ブログを読んだりしてなのですが、赤字で借金をしたお金でセミナーに参加して最後のチャンスを賭けたという、自分には到底出来そうないことをしていて心底すごいと思ったからです。

もしも自分が同じ状況に立たされたら、同じことが出来るんだろうか？

なんとか黒字経営でお金も少しだけどある自分の状況と比べた時、ちょっとしたことで悩んでいた自分が恥ずかしくなりました。

コンサルを受けて、しばらく無気力になったのですが、杉浦先生なんてあそこまでしたんだから、自分の置かれている状況は甘いし、頑張り次第でなんとでもなるんだ！という心の支えになりました。

だから、今でも頑張ろう！と上のステージへ上がろうとする時は杉浦先生の行動力を思い出しては背中を押してもらっています。もうお守りのようなもんですね、形でないから心の中のお守りなんですけど。

この記事を書く前に、もう一度この代表挨拶を読んだのですが、やっぱり涙が出ました。

挨拶の中で杉浦先生が伝えている言葉、「今でも心にあるのは、最後まで諦めないと言う精神と、日々を楽しむと言う気持ち。」

大野のコンサルの答えはここに書いてあったのに笑、気付くまで苦しくて、鍼灸院が順調になればなるほど明日が怖くて「いつまで続くのか、わからなくて不安」と、苦笑しながら友人に話すお決まりのフレーズになっていました。

やっぱりずっと順調なんてありえないわけで、厳しい時期もありました。

暇な時期を使って笑、コンサル後にとにかくブログを１ヶ月死ぬ気でやりました。

その結果・・↓

◆あれだけ「集客しなきゃ」って考えていたのに、５月２３日に受けたコンサル後の１ヵ月後はすっかり忘れて、楽しんで仕事をしていることに気付きました。

 

◆患者さんと笑いながら会話を楽しんでいることに気付きました。

◆８月限定の泥パックキャンペーンは７月に告知後、一瞬で完売。

◆気付いたら８月７日、自分の誕生日に８月の予約表が全て埋まっていました。

 

◆定休日も開けて約１７日営業で１１１名に施術をさせてもらいました。

◆HP持っていないのに、検索で１・２・３位と上位に上がっちゃいました。

◆８月中旬には９月のご予約も全て埋まりました。これでまぐれではないということが判明しました苦笑。

 

◆技術向上に見合う価格設定の見直しで２～４倍の設定でもついてきてくれる患者さんの存在。

 

◆そして、９月３日の本日、１０月のご予約も受付終了。（現在時間外受付中）

ここまでくると、患者さんも焦るし、大野も焦った笑。

だって最近は毎日楽しんでるだけで特に何もしてないから爆。

過去に最高で２０営業で１５８名でしたので人数は記録更新できていないですが、新患さんが増えたこと、紹介が増えたこと、１ヶ月前に予約が埋まったのは初めての経験で、こんなこと、本当にありえるんだ・・って驚きながら杉浦先生にメールしました。

その時の杉浦先生からのメールに、「以前は気難しい、固い、真面目、冗談も言えない・・」て書いてあったんですが、思わず苦笑してしまいました。ほんまや！ってかんじで笑。

先月の８月９日の杉浦先生の名古屋セミナーでお会いした際は、強く強く握手をしてくれ、ハグをしてくれました。

セミナーでは、杉浦先生が半端なくユーモアで、正直しびれました。

この人はいったい何者なんなんだろう・・って思えるほど笑えましたし、そんなのあり？！な面白話や裏話も聞けました。

会いに行ってよかったなぁと何度もかみ締めました。

杉浦先生はメールで「大野さんが頑張ったからだよ」って言うけど、杉浦先生に「楽しむ」というスイッチを入れてもらえたからこそ今の大野があります。（最近ふざけすぎという声もあったりしますが爆）

アメブロで知り合えた杉浦先生をはじめ、同じ経営者の先輩方と交流をして笑うのがなによりの楽しみになっています。

そしてそのエネルギーを治療に変えて、現在応援してくれている患者さん、そしてまだこれから出会うであろう患者さんに、ここへ来てよかった！大野にみてもらいたい！と言ってもらえるような、そんな鍼灸院を目指しています。

長々となりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

これからも、笑って、笑って、笑って、笑って爆、楽しく経営をしていきたいと思います！

杉浦先生、本当に感謝しています。

ありがとうございます。

また、いつもつたない大野のブログを読んで、治療中つっこんでくれる笑、皆様には本当に感謝しています。

本当にいつもありがとうございます。えへへ

今後とも精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

心合いの風鍼灸院　おてもやん似の大野でした（＾3＾）☆

最後までお読みいただきありがとうございます＾＾

枚方・肩こりは一瞬で☆はりを刺さない鍼灸師の大野でした。