当院の鍼灸治療は刺さない鍼を使います。
刺さない鍼ってなんぞや?といつも聞かれるのですが、
ヘアピンのような鍼を使って体表面の気の流れ、内面にある血液や津液(水分)気の流れを調節します。
刺す鍼も同じことが出来ますので、刺すか刺さないかの違いです。
刺さない鍼を使うにあたってはとても繊細な手技となりますので、
体表観察をじっくりしながら治療を進めています。
学校や鍼灸院見習い時代では中医学ベースの刺す鍼を学んでいましたので、
この疾患にはこのツボの組み合わせというのが頭の中でパパパっと出来ますし、
治る治らないは置いといて治療の組み立てが楽だったりします。
それでも繊細で難しい刺さない鍼をするのにはわけがあります。
■痛みがある人にこれ以上の痛みを与えない
■論より結果、効くから使う
■日本人であるから日本の伝統医療を受け継ぐ為
治療では鍼をする前後にお腹や背中などの肌を観察するのですが、
丁寧にみればみるほど肌から得られる情報が沢山あるんですね。
体や内臓が弱い方、バランスが崩れている人は、
肌がざらついていたり、
黒ずんでいたり(本人はわかりにくい)、
かさついていたり、
汗ばんでいたり、
肌がふにゃふにゃだったり、
ぎゅっと硬かったり、
するのですが、
治療後や、治療を続けていると、
肌の艶が出てなめらかになり、黒ずみが消えます。
適度な弾力が出てバランスの取れた体つきに変わっていきます。
今日の患者さんも惚れ惚れするほど背中に艶が出てきて、
よしよしと思いました。
肌を触って、かすかな訴えを聞いて、肌から体の内部情報を教えてもらっています。
今後の展開が楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございます^^
枚方・はりを刺さない鍼灸師の大野
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