ささないはりは一瞬なのですが、こんなメカニズムで治療しています。 | 大野沙織：ささないはりで肩こり・腰痛知らず！心合いの風鍼灸院

こんにちは。
枚方の刺さないはりで肩こり知らず・心合いの風鍼灸院の大野です(*´ω｀*)/

最近、エネルギーの話をすることがあって、自分はすごく面白く話せるのですが、理解できない人にとってはもしかしたら気持ち悪いと感じたり、意味がわからない、怪しいと感じることのほうが一般的な感覚かと思います。

うちの鍼灸院へ来てエネルギーの話を楽しく聞いてくださる方もやっぱり一部の方ですし、普通は「よくわからない」となるのが当たり前ですよね＾＾；

実は、普段扱う鍼灸の技術をいうのは、「気」をコントロールするものでありますから、普段から目に見えないものに対して戦うわけではないですが、自由自在に扱いながら治療をします。

患者さんの弱っているところや過剰に傷んでいるところなどに、ささないはりを優しく触れるように当てて邪気（熱など）を抜いていくのですが、はりを通して抜けていくので、まずはり自体が熱くなり、蒸気が出ます。そして、私の手の中が熱気としびれに包み込まれて、腕を通って、肩を通って、耳を通って、頭の方へ抜けていきます。

これをまともに受けてしまうと私自身がしんどくなるので、私も外へ放出するわけです。
　
患者さんの余計なものを外へ追い出すというのが「邪気」をとると表現しています＾＾
　
邪気といっても、陰陽師とかそのてのものではありませんのでご安心ください＾＾；

風邪も邪気が入ったと東洋医学では表現をします。「風邪ふうじゃ」と読みます。

なので、風邪の時も、薬で蓋をするのではなく、お灸を使って、体内から風邪の元になった邪を完全に抜き出す治療を行います。

熱が出た時も鍼灸はすごくいいので、歩けそうなら来てもらって、お灸して翌日スッキリ！というケースもあります。

よく、熱が出てもお灸をしてもいいんですか？と聞かれるのですが、熱の時こそお灸ですねと言います＾＾

こんな風に熱を飛ばす邪気を抜くこともできれば、ささないはりやお灸で滞った気や血液や水を流したり補ったりすることもできます。

例えば、食欲がない、、疲れやすい、、むくみやすい、、お顔がくすんで、、といった不足してしまったものをエネルギーチャージするように治療します。

気の滞りであれば、お腹にはりを一瞬（１秒）触れるだけで一気に流れ出します。

お腹がゴロゴロなったり、肩がすごく楽になります。

血液やリンパは気より深いところに存在するため、ほんの少し時間がかかりますが、例えばささないはりなら１０秒触れます。
　
そして、３０分ほどで巡っていき、体温があがるため眠くなっていきます＾＾

治療中は寝ていただいても効果に差が出ませんので無理せず寝ていただいても構いません。

内臓の疲れにはお灸が一番ですので、熱くない暖かくて気持ちがいいお灸をします。