泣きたくなるほどどうしようもない痛みを消したい。私も同じだったから、一緒に乗り越えたいのです。

こんにちは。

枚方の刺さないはりで体質改善・心合いの風鍼灸院の大野です

昨年から今年にかけて、痛みが半端なく辛い状態の患者さんが３名おられます。

日常生活を支障なく送れるということがまず第一なのですが、それが難しいケースです。

ひとりは昨日で自分の治癒力を取り戻し一安心し、もう１人も当初の鋭い痛みは落ち着いてきています。しかし、今日の患者さんはなかなか難しいケースで、治療後はよくなるのですがまたすぐに戻るというのを３回ほど繰り返し精神的にも厳しい状況でした。

単純な腰痛や肩こり、しびれは１回で改善、手こずっても３，４回で改善しているので、それ以上になると私の中で難しいケースとなります。

中には週に３回通院して約１ヵ月後に改善したケースもあるので、最後まで諦めたくはないのですが、ちっとも変化がなければ不安になりますよね。例えばこの患者さんの場合は１ヶ月続けても治らなくて毎度疑われていましたが＾＾；、今では居てくれないと困ると言われるほどよくしていただいています。

そんなわけで、症状を改善していくためには治療の絶対的な量が必要になってくるケースがあります。マイナスがプラスマイナス０になって、そこからはじめてプラスになっていく、この段階があるんですね。

で、大変厳しい状況の患者さん、最後にはりをして痛くて上がらない腕がいつものようにやや上がりました。数字でいうと、５が満点だと１から２くらい。今まではここで治療を終えていましたが、今回はちょっとひらめいてお灸を追加してみました。

お灸を２箇所にしただけで、２から４まで、しかも信じられないくらいスッと上がりました。その後は上げて痛みを感じるところに痛み止めのはりのシールを貼って終わりました。

腕を肩の高さまでしか上げることができずに、痛みで震えていた状態だったので、耳の近くまで上げられたのは大きな変化でした。

嬉しい反面、もっと早くお灸をすればよかったなぁと反省しました。

こういう変化を繰り返して、日常生活に支障が出ないようになればいいなと思います。そして、出来れば一緒にその日を迎えたいです。

ずっとこのままこんな痛みを抱えたまま過ごしていかなければいけないのかなと思えば誰でも不安になりますし、誰でも周りと同じように出来ない自分のことが嫌になります。

振り返ったときに、ああ、あんな自分もいたなぁって、笑えるようになってほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます＾＾